東北大学大学院工学研究科
東北工業大学工学部
p. 35
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近年、地方中小都市においても夏季における屋外温熱環境の悪化が指摘されており、その対策の一つとして、海風の利用の有効性が注目されている。本研究では、典型的な夏季晴天日のデータを得ることを目的とし、東北地方の太平洋沿岸に位置する福島県原町市を対象として長期屋外実測調査を行った。その結果、海風の吹かない日では気温が高く、海風の吹く日では気温が大幅に低下する傾向がみられ、海風による暑熱緩和効果が確認された。
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