日本風工学会年次研究発表会・梗概集
2021年度日本風工学会年次研究発表会
会議情報

2021年度年次研究発表会梗概集
運動エネルギーの輸送方程式における市街地抗力とエネルギー散逸率の関係
*石川 大石田 泰之持田 灯
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 93-

詳細
抄録

着目する市街地の形態変更は,着目する市街地内の風環境のみならず,その風下側に位置するエリアの風環境にも影響する。則ち,着目する市街地で失われる運動量や運動エネルギーが多いほど,その風下側に位置するエリアへ流入する運動量や運動エネルギーは減少する。これまで,着目する市街地がその風下側に位置するエリアの風環境へ与える影響は,運動量の損失を表す抗力や,運動エネルギーの損失を表すエネルギー散逸率で評価されてきたが,これらの意味合いの差異については,十分に整理されていなかった。本研究では,運動量の損失を表す抗力と運動エネルギーの損失を表すエネルギー散逸率の相互関係について考察する。

著者関連情報
© 2021 日本風工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top