日本補完代替医療学会誌
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原著
アセロラとマンゴージンジャーの組み合わせによる3T3–L1脂肪細胞のベージュ化促進作用
平田 真由 , 服部 幸治, 長谷川 靖司
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2025 年 22 巻 1 号 p. 1-7

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抄録
ベージュ脂肪細胞は,ミトコンドリア中にuncoupling protein 1 (mitochondrial, proton carrier) (UCP1)を高発現し,脂肪を熱として消費する.運動による白色脂肪細胞からベージュ脂肪細胞への誘導(ベージュ化)には,骨格筋から分泌されるアイリシンが関与しており,近年,白色脂肪細胞のアイリシン受容体が同定された.本研究ではこの点に着目し,ベージュ化促進に関する検討を行った.その結果,アセロラが骨格筋のアイリシン前駆体であるfibronectin type III domain containing 5 (FNDC5)の産生を促進すること,マンゴージンジャーが脂肪細胞のアイリシン受容体サブユニットの一つであるインテグリンβ5 (ITGB5)の発現を促進することが明らかとなった.さらに,これらの食品素材を組み合わせることで,白色脂肪細胞のUCP1発現が促進することも確認された.以上より,アセロラ及びマンゴージンジャーは,アイリシンを介した白色脂肪細胞のベージュ化に効果的であり,新たな肥満対策として有益な食品素材であることが示唆された.
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