大分大学
2008 年 32 巻 1 号 p. 1-11
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本稿では,まず原価計算における因果関係の考え方について整理し,伝統的な原価改善の方法を概観している。さらに,継続的改善活動を支援するための会計システムの不備や,トヨタにおける原価管理の進化について取り上げる。その上で,因果関係を追究した精緻で正確な原価計算システムによって継続的改善活動を支援できる旨を指摘し,それが重層的なミクロ・マクロ・ループを有するトータル・システムとして構築されるべき旨を指摘している。
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