立教大学理学部化学科,〒171-8501 豊島区西池袋 3-34-1
2012 年 11 巻 2 号 p. 121-124
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活性型Gタンパク質共役型受容体(GPCR)の構造に基づき,遊離脂肪酸混合物によるβアドレナリン受容体活性化の分子論的機構を紹介する.リガンドが結合した活性型βアドレナリン受容体は,貫通αヘリックス(TM)に弱く結合したコレステロールを介して複合体化した複数の脂肪酸群がサンドイッチ構造をとることによって,安定な2量体を形成し,シグナル伝達が増強されることが理論的に示唆された.
JCPE Journal
Journal of Chemical Software
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