Journal of Computer Chemistry, Japan
Online ISSN : 1347-3824
Print ISSN : 1347-1767
ISSN-L : 1347-1767
ハイライト
電子を描く(8) – 球形彫刻とその特徴
時田 澄男
著者情報
ジャーナル フリー HTML
電子付録

2017 年 16 巻 3 号 p. A23-A26

詳細
抄録

水素原子の波動方程式を解いて得られる極座標(動径波動関数と球面調和関数の積)で表される原子軌道を実軌道関数化し,球殻状の節面を持たない1s − 6h軌道の平方を,球形のガラスブロック内に実3次元で彫刻した.球形彫刻をZ 軸まわりに連続して回転すると,複素軌道関数(極座標で表される軌道)の確率密度が観察できた.

著者関連情報
© 2017 日本コンピュータ化学会
前の記事 次の記事
feedback
Top