筑波大学計算科学研究センター,〒305-8577 茨城県つくば市天王台1-1-1
2018 年 17 巻 1 号 p. 46-56
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生体機能はタンパク質の構造遷移と深く関わっており,その動的秩序と機能の相関を明らかにする必要がある.しかしながら,従来の分子動力学シミュレーションで到達可能な時間スケールは生体機能の発現する時間スケールよりも短く,生体機能に関わる構造変化をサンプリングする研究手法が求められている.この総説では我々が提唱するカスケード選択型分子動力学法の概要を示すとともに,生物学的に重要な現象に対する応用例を紹介する.
JCPE Journal
Journal of Chemical Software
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