抄録
本研究では、日機装より提供されたe-DIPS法を用いて作製された単層カーボンナノチューブ(SWCNT)をSDS(sodium dodecyl sulphate)水溶液中で超音波分散を行うことによりSWCNT懸濁液を作製した。懸濁液をピエゾ方式のインクジェットプリンタのインクカートリッジに注入し、パターンの印刷を行うことにより基板上へSWCNTを固定した。パラメータとして、基板の種類、パターンの形状などを取り、評価を行った。またガスセンサの試作を行い最適なパラメータを探し、ガス検出を評価をした。