電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成20年度電気関係学会九州支部連合大会(第61回連合大会)講演論文集
セッションID: 06-1A-08
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二段スライド回転子を用いた新型Segment構造SRMのトルク脈動軽減について
木村 周一郎平原 弘次樋口 剛阿部 貴志
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キーワード: 電気機器
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抄録
著者らは先に,スイッチトリラクタンスモータ(SRM)の特性改善のために,アルミニウムブロックにセグメント鉄心をはめ込んだ回転子と単層巻三相固定子巻線を持つ固定子からなる新型Segment構造SRMを提案した。新型 Segment 構造SRMは,振動・騒音を低減し,トルクを増加させることができたが,トルク脈動は通常のVR型同様,改善がみられなかった。これを改善する必要がある。そこで,トルク脈動低減を目的として回転子部分を2段スライド構造にして有限要素法解析ソフト(Maxwell 2D)を用いて解析を行った。本稿では,その解析結果を元に試作機を製作し,その結果の検討を行った。
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© 2008 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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