電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成21年度電気関係学会九州支部連合大会(第62回連合大会)講演論文集
セッションID: 09-1A-08
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多目的0-1ナップザック問題における免疫アルゴリズムの有効性の検討
森重 綾太小野 智司中山 茂
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キーワード: 人工知能, 情報基礎論
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抄録
免疫アルゴリズム(IA)は自身の持つ抗体産生機構と自己調節機構により大域的最適解を含む複数の準最適解を発見するアルゴリズムである.本論文では,代表的な多目的最適化問題の一つであり,IAの有効性が検討されていない多目的0-1ナップザック問題(MOKP)に着目する.MOKPを対象としたIAを提案し,MOKPにおけるIAのパラメータ設定方法,およびMOKPにおけるIAの探索性能について検証を行う.IAの多様性のある解候補の生成と自己調節機構により複数の最適解を同時に探索できるという特徴から,複数のパレート最適解集合を同時に発見できることが期待できる.
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© 2009 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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