主催: 電気関係学会九州支部連合会
近年、spamメールは大きな社会問題となっており、本大学でもspam対策としてthrottlingやgreylistingなどを行っている。これらの内いくつかのspam対策では、誤検知や配送遅延の回避の為whitelistの利用が欠かせない。しかし、whitelistは対策ごとに書き方が異なる為、管理者の負担が増加している。そこで本研究室では、メール分別装置を利用した、whitelistの一元管理システムを開発した。現在、本システムはIPv4にしか対応しておらず、IPv6への対応が求められている。本稿ではwhitelistの一元管理システムのIPv6への機能拡張について述べる。