電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成22年度電気関係学会九州支部連合大会(第63回連合大会)講演論文集
セッションID: 05-1P-13
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パルスパワー砕氷における砕氷エネルギーと衝撃波圧力の関係
小湊 佑一福田 一之猪原 哲牛尾 収輝
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抄録
寒冷地域での冬季では海域や河川,港湾などが凍結し貿易活動や人の移動に多大な影響を及ぼす。そこで現在では,砕氷船により凍結した海域の航行を行っている。しかし,砕氷船は特殊な設計や耐久性の問題などをもつ。さらに氷海が非常に厚いと連続砕氷ができなくなる恐れがある。そこで我々はパルスパワーによる砕氷手段を提案しており,これまでに氷厚や氷表面積,電極形状の影響について検討してきた。今回は,電源パラメータにより放電電力と放電エネルギーを変化させて,砕氷エネルギーと衝撃波圧力を測定した。その結果,放電電力のピーク値を高くするほど衝撃波圧力が上昇し砕氷エネルギーが低くなることがわかった。
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© 2010 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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