主催: 電気関係学会九州支部連合会
本研究では、我々が開発を行っている手書きによる平仮名学習支援システムにおいて、筆圧情報を含む手書きストロークのオンライン情報を利用して、終筆(とめ・はね・はらい)の認識機能の改良を行った。平仮名の特徴である終筆は、片仮名や漢字においても重要である。そのため、書字学習初期の平仮名学習において、字形や筆順だけでなく終筆も含めて、十分に評価・指導を行うことが重要である。本システムは、ストロークの速さ・筆圧・方向の変化を検知して終筆の認識を行うと共に、手書き文字認識を用いて文字全体の字形の評価を行う。(249文字)