電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成22年度電気関係学会九州支部連合大会(第63回連合大会)講演論文集
セッションID: 03-1A-14
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IPv6におけるアドレス解決パケットの転送による通信相手の生存確認法の提案
吉岡 大貴入江 智和
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キーワード: 情報通信
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抄録
IPv4において従来から生存確認にはPINGが使われてきたが、セキュリティ意識の高まりによりPINGがほとんど無視される。そのため、サブネットワーク内の生存確認にはARP(Address Resolution Protocol)が使用されていた。ARPはアドレス解決のためのものであり、PINGを無視するノードも応答する。これに関して、ARPを異なるサブネットワーク間の生存確認に利用可能とするARP転送が提案されている。ここでIPv6(Internet Protocol Version6)に注目する。IPv6ではARPに代わってICMPv6近隣探索でアドレス解決を行うため、ARP転送を利用できない。そこで、本研究はICMPv6近隣探索を用いた異なるサブネットワーク間での生存確認の方法について検討する。
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© 2010 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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