電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成22年度電気関係学会九州支部連合大会(第63回連合大会)講演論文集
セッションID: 04-2P-04
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配電系における高調波伝搬方向検出システム実装の試み
諸國 敬古川 達也伊藤 秀昭福本 尚生和久屋 寛相知 政司
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抄録
我々の生活において電力は必要不可欠なものであり,配電系統では電力の安定供給と品質の向上が急務となっている。また,需要者側での電圧電流波形が基本波に近いことが望ましく,そのため,配電線路の複数の地点における電圧電流波形を把握する技術が求められている。一方,近年パワエレクトロニクスの急速発展による,インバータ,OA機器の普及によって高調波が増加しており,電力損失の増加,力率改善コンデンサ,直列リアクトル焼損事故等の高調波障害が発生している。筆者らの研究室では,従前から電圧電流波形計測センサ,計測システムの試作を行ってきた。本研究では,高調波伝搬方向検出システムを新たに試作した。
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© 2010 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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