電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成22年度電気関係学会九州支部連合大会(第63回連合大会)講演論文集
セッションID: 04-2P-10
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パワーコンディショナーシステムにおけるPQ制御と線路電圧降下補償方式の協調制御の基礎的検討
森松 昂志
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抄録
地球環境問題の対策として、今後大量の太陽光発電が配電系統に導入されることが予想され、それに伴いPV設置点の電圧が適正範囲を逸脱する可能性が指摘されている。現在、多くのPVシステムはPV設置点の電圧が適正範囲を逸脱すると、PVを系統から切り離すPV解列制御や PV出力抑制制御を行っているが、これらの制御方式ではPV出力の余剰電力が有効に売電できず、PV出力を有効利用できない。この問題を解決するために、先行研究ではPQ積分制御を提案し、その効果の検証を行った。しかし、PQ積分制御では電圧制御のために、多くの無効電力を必要とする。そのため本研究では、PQ制御と線路電圧降下補償方式との協調制御を提案する。
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© 2010 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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