電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成22年度電気関係学会九州支部連合大会(第63回連合大会)講演論文集
セッションID: 12-2P-10
会議情報

光ファイバー上に構築された固体色素レーザーによる曲げセンサーの開発
久保田 寛之興 雄司渡邉 博文大海 聡一郎楊 雨
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

我々が開発した固体色素レーザー描画法は、描画的手法で簡易に曲面上にでもDFB色素レーザー導波路が構築可能である。今回、その特徴を利用し、マルチモードのプラスチック光ファイバーのコア表面上に複数本のレーザーを実装した。屈折率をコアよりもわずかに大きく設計すると同時に、レーザー出射部を切り落とし型の端面ではなくテーパー化することで、発振光をコア部に再度結合することが可能となる。本研究では、ファイバーの曲率によりレーザーの波長が変化することを利用して、多元曲げセンサーの観点から開発をおこなった。光ファイバーを曲げたときに内側と外側では波長の変化が異なるため、曲率や曲げた方向も判別可能となる。

著者関連情報
© 2010 電気関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top