抄録
TVカメラで撮影した画像の一部に特別な領域を設け、この領域をスイッチとして使えば、人の動きをインタフェースとして使用することができる。
このとき、TVカメラの映像と予め作成しておいたコンテンツ(CG、画像、動画など)を重畳表示すれば、操作者は、自分自身の映像を見ながら、重畳表示されたコンテンツの操作を行うことが可能となる。このシステムでは、非接触でコンテンツを操作することができるため、従来にはない感覚のインタフェースを構築することができる。
本稿では、表示するコンテンツを商店街の店舗画像とし、人の動きで商店街の店舗画像を切り替えるシステムの構築方法について述べる。