電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成29年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第70回連合大会)講演論文集
セッションID: 13-2A-07
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深層学習を用いた構造物の影の有無の判定
*亀田 春樹大城 英裕行天 啓二高見 利也
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抄録

従来より,現実の景観内に存在する物体を認識し,その物体に関連する仮想物体を表示する研究を行っている。このような方式において,認識する物体には影があるにも関わらず,仮想物体には影がないと場合がしばしば起こる。このような見かけの不整合は,違和感を生じさせ,現実感を損なう。そこで,景観の天気の晴れ(影あり,なし),曇,雨の4つのパターンに分類し,学習を行うことで,物体の影の有無を判断する。判断された結果より,仮想物体の影を発生させることで,晴天時の違和感を軽減する。学習の構造ではcifar10の構造を用い,画像総数45417枚のうち3分の2を訓練に用い,3分の1は確認用として用いた。

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© 2017 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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