主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 平成29年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 70
開催地: 琉球大学
開催日: 2017/09/27 - 2017/09/28
今日まで,ヴァイオリン制作の大半は職人の試行錯誤や経験的な勘に頼って行われてきた.その制作指導書や文献は極めて少なく,多くは音響工学的に正しいか否かの判断が付かないことが多い.そこで本研究では,ヴァイオリン制作・調整に対して音響工学的観点からの技術継承支援を行うことを目的とする.本研究では,職人の調整前後のヴァイオリンにおける音色と空間放射特性の実測実験を行うことで,職人の調整に対する音響工学的な考察を得た.結果,音色については,調整により,音響パワーロスが改善されていること,空間放射特性については,調整により,強い指向性を保ちながら,均一性を持つことが分かった.