主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 平成29年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 70
開催地: 琉球大学
開催日: 2017/09/27 - 2017/09/28
本稿では,自由空間中におかれた誘電体円柱に電磁波を照射し,得られる散乱情報から対象の比誘電率を推定する逆散乱問題に取り組んでいる.特に円柱半径と照射する波長の組合せが再構成結果に及ぼす影響を数値的に考察している.解析手法として,複数の散乱情報を用いたContrast Source Inversion 法を適用している.これはコントラストと解析領域内の全電界の積をコントラスト・ソースとして定義し,共役勾配法のアルゴリズムに基づき,散乱情報で定義した誤差汎関数を最小にするコントラストを求める最適化問題に帰着させる手法である.今後の課題として,より比誘電率の高い物体の再構成に適用範囲を拡大することが挙げられる.