電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成30年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第71回連合大会)講演論文集
セッションID: 05-1P-04
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24時間経過窒素ファインバブル付加鉱油の雷インパルス絶縁破壊特性
*堤 友浩高村 紀充荒岡 信隆蒲原 聖也大坪 拓矢副島 悠司花井 正広
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抄録

ファインバブルは近年様々な分野で注目されており、長期残存性や時間経過により気泡が縮小・溶解するなど、通常の大きな気泡に比べて特異な性質を有することが報告されている。そのため、液体絶縁材料である鉱油へファインバブルを付加することで、新たな性質が得られる可能性が考えられる。本論文では、時間経過により気泡が縮小・溶解することを期待して、窒素ファインバブルを付加して24時間経過した鉱油と、窒素ファインバブルを付加していない鉱油において雷インパルス電圧を用いた絶縁破壊試験を行った。この試験により、窒素ファインバブルが及ぼす絶縁破壊電圧への影響を調査したので報告する。

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© 2018 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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