主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 72
開催地: 九州工業大学
開催日: 2019/09/27 - 2019/09/28
ソフトウェアをハードウェアに自動的に変換する高位合成は、設計負担を大幅に軽減する有望な技術です。しかし、高位合成を効率的に使用するには、ハードウェア構成を考慮してプログラム記述をする必要があります。今回は、画像処理に対してハードウェア開発を行うことを考えます。同じ画像を、単一引数を介して読み出した場合、高位合成後のハードウェア上でポート競合が起きてしまい、画像読み出しが逐次化され、パイプライン化された処理データパスの性能が阻害される可能性があります。本論文では、それを回避するソフトウェアプログラムの記述方法を示します。また、この手法を二つの画像処理に適用し、本手法の適用結果の評価を行います。