主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 72
開催地: 九州工業大学
開催日: 2019/09/27 - 2019/09/28
航空機用雷撃試験はSAE規格として定義されている。その中で、機体への直撃雷を模擬したインパルス電流波形はComponet A波形として定義されており、試験目的に応じてこのように波形形状は個別に定義されている。研究室にはComponet A波形を20kAピークまで出力できる電源がある。本論文では、この出力電流の下限値や再現性などの基礎出力特性を纏めるとともに、航空機被雷時の電子回路の安全性を検証するPin Injection Testに使用されるWaveform5aという立ち上がり時間40μs、ピーク電流値300Aの波形を実現するための回路構成を検討し、実験によりその波形が出力できることを確認した。