主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 72
開催地: 九州工業大学
開催日: 2019/09/27 - 2019/09/28
カーボンナノチューブやカーボンブラック等のナノカーボン材料は、本来、疎水性のため水溶液中に分散させることが困難であるため、応用上の解決すべき課題の一つとなっている。本研究では、酸素や窒素ガス雰囲気中でのバリア放電を利用してナノカーボン材料の表面に親水性官能基を導入することを目的としている。表面改質を行うことにより水溶液中に均一分散させることが可能となる。酸素雰囲気中でのバリア放電によりオゾンを生成し、オゾンによるナノカーボン材料の表面改質(オゾン暴露法)と酸素や窒素ガス雰囲気中でのバリア放電による表面改質(プラズマ暴露法)を行い、固体高分子型燃料電池の電極材料として応用した結果について報告する。