主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 72
開催地: 九州工業大学
開催日: 2019/09/27 - 2019/09/28
近年、無線通信端末の普及により、多様な環境下での通信が増加している。しかし、電波伝搬状態は、周囲の環境や状況により大きく変化する。屋内環境においては、壁や扉、窓などの材質や大きさによって複雑な影響を受けている。一方、コンピュータの機能は日進月歩し、計算速度が速まり、記憶容量が増加し、シミュレータの使用によって設計が短時間で効率よく出来るようになった。本研究では、宮崎大学内の1階分を3次元モデル化し、FDTD法を用いて伝搬状態の検討を行う。窓、扉、人体の有無を考慮して作成し、電波伝搬の状態を数値的に検討している。