主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 72
開催地: 九州工業大学
開催日: 2019/09/27 - 2019/09/28
本研究では,異常検知における画像生成技術の有効性の検証を行った.製造業では,長年にわたり目視による欠陥の確認が行われてきたが,近年では,従事者の負担軽減や作業効率の向上を目的として,画像処理を用いた異常検知システムが導入されるようになった.従来の異常検知には画像分類が用いられることが多く,分類モデルの作成には正解データのみならず,多くの異常データが必要となる.提案手法では,異常データを必要とせず,正解データのみから画像生成モデルを構築し,異常検知システムに利用する.モデルの構築にConvolutional Autoencoder(畳み込みオートエンコーダ)を使用して,基礎的な検証を行った.