主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 73
開催地: オンライン開催(大会本部:九州産業大学)
開催日: 2020/09/26 - 2020/09/27
カプセル型医療機器の駆動装置として3軸ヘルムホルツコイルが使用されているが、これを臨床で用いる場合、人体を囲むほど大型化する必要がある。それにより、人体内にあるカプセルの位置や姿勢を検出するX線透過装置の妨げになってしまう。そこで永久磁石を回転させて回転磁界を発生させる方法に着目した。この方法は、X線透過装置との併用が可能であり、カプセル内視鏡の自走機能や姿勢制御に有効性があると実証されている。しかし、停滞・細胞診機構などの診断・治療の機構に応用した例はまだないため、それらの機構を搭載した医療用カプセルでの有効性を実証することを本研究の目的とする。