電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 01-2P-02
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青色LEDモジュールのチップ温度が発光特性に及ぼす影響
*三好 航平小林 璃玖山形 幸彦嶋田 賢男眞鍋 由雄堀内 誠
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抄録

照明用LEDモジュールでは、温度上昇に起因する効率、寿命、安定動作の低下が大きな問題となっており、動作中のチップ温度の精密計測とそれに基づいた放熱設計が最重要課題である。本研究室では、動作中の照明用LEDのチップ温度をリモート測定可能なパルスレーザーラマン散乱(PLRS)法の開発を行っており、現在までに、青色LEDモジュールのチップ温度を±4℃以下の精度で計測可能となっている。今回、PLRS法を用いて、青色LEDモジュールの各動作条件で中心チップの温度Tc、及び端部チップの温度Teを計測し、チップ温度が青色LEDモジュールの発光特性に及ぼす影響について調査したので報告する。

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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