電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 03-2P-02
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離床警告システム搭載型の手押し車椅子開発について
*波多野 良輔松田 鶴夫
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抄録

 現在、医療・介護施設では既存システムの使い勝手の悪さ、高コスト等の問題により、不満や不備が多く挙げられている。しかし、万人が快適に使用することが可能なシステムの構築は難しい。患者の層を特定して開発を行ったとしても、限られたマーケットであるがために高コストかが起こり、対象への普及は困難である。上記のような問題を最小化し、持続的に開発・拡張が可能なQOL支援システム構築を目指している。 本研究では介護現場からのニーズが高い患者の離床警告に関する開発検討を行った。すなわち、車椅子利用者の着座姿勢についてセンサによる検出を行い、利用者の姿勢の変化に応じて警告音声等を発するシステムを開発し、車椅子に搭載した。

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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