主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
共催: 佐賀大学
会議名: 2021年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 74
開催地: オンライン開催(大会本部:佐賀大学本庄キャンパス)
開催日: 2021/09/24 - 2021/09/25
低慣性電力系統において慣性を補償するために提案されている仮想同期発電機(VSG: Virtual Synchronous Generator)はインバータと蓄電システムから構成され,蓄電量によってVSGの出力は制約される。本研究では,蓄電量に基づいた出力を可能にするためのVSG出力制御方式を検討している。この方式により系統擾乱発生後においてVSGの容量制約から生じる周波数の急変を防ぐことが可能となる。本稿では,モデル系統を用いて提案する制御方式と動揺方程式に基づく制御方式について,必要な蓄電量や周波数変動補償効果について比較を行っている。