電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2022年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第75回連合大会)講演論文集
セッションID: 03-1P-08
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ベクトル磁気特性制御技術を用いた変圧器モデル鉄心の低鉄損化に関する基礎的検討
*田中 陽月若林 大輔岡 茂八郎榎園 正人
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抄録

省エネルギー社会実現のために変圧器の更なる低損失化が求められている。変圧器内部の鉄心には方向性電磁鋼板が主に用いられている。著者らは低鉄損・高効率な変圧器開発を目標に二次処理を施したベクトル磁気特性制御材を開発して既存方向性電磁鋼板の低鉄損化を実現した。本発表では、このベクトル磁気特性制御技術を変圧器鉄心に適用させ、積層した状態での方向性電磁鋼板とベクトル磁気特性制御材の鉄損特性を測定し、鉄損低減効果を比較・検証する。また鉄心材料の種類や処理する範囲を変化させ鉄損低減効果について報告する。

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© 2022 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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