電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2022年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第75回連合大会)講演論文集
セッションID: 04-1P-01
会議情報

人間拡張ハンド利用したシルエットパズルの試行支援
*吉田 京平Yeoh Wen Liang福田 修山口 暢彦奥村 浩
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

人間拡張技術は,人が持つ能力をテクノロジーによる支援で強化・拡張する技術であり,加齢や障害などに伴うマイナス要素を,プラス要素にまで転じることが期待されている.本研究では,高齢者や障害を持つ人でも作業動作をできるように支援を行う人間拡張ハンドの開発を行う.提案するシステムは,作業に用いるパズルに対し,画像認識技術を用いて対象物の認識を行い,得られた認識結果からシルエットパズルの解探索を行う.そして得られた解に対応するよう,対象のパズルブロックの回転・水平移動を人間拡張ハンドが支援する.これにより,タスクの実行時間の短縮や,誤解答の回避,精神負担の軽減などが可能なシステムの開発を目指す.

著者関連情報
© 2022 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top