電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2023年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第76回連合大会)講演論文集
セッションID: 01-2A-12
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三相GISの楕円電界環境を模擬した実験系による部分放電放射電磁波の検出特性に関する基礎検討
*武富 優希新竹 将治荻原 達哉大塚 信也
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抄録

GISの部分放電(PD)診断法としてUHF法が適用されている。筆者らは単相GISならびに高電圧導体が直列に配置された直列型三相GISを対象に、実験及びFD-TD解析によるPD放射電磁波の伝搬特性、特にTEモード特性を検討している。これまで,三相GIS内の高電圧導体配置により電界ベクトルの振る舞いが異なることを明らかにし,PDパターンがその電界形状の違いにより変化する可能性があることを示してきた。本研究では,三相GIS中で形成される楕円電界を模擬した実験系を構築し,SF6ガス中で部分放電を発生させ,部分放電放射電磁波を検出した。その検出特性を特に印加電圧位相特性に着目して単相GISの直線電界の場合と比較検討した。

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© 2023 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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