電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2023年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第76回連合大会)講演論文集
セッションID: 09-1A-05
会議情報

分散型メタバースにおけるピュア型P2Pでの効率化座標同期アリゴリズムの実装と検証
*田中 勇気行天 啓二大城 英裕高見 利也
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

メタバースの特徴の一つとして、ユーザーがコンテンツを作成できる点が挙げられる。現状、中央集権型のサービスが多くあるが、サービス独自の意思決定や終了が可能なことから、ユーザーは安心して利用できる状況にない。そのため、非中央集権型でのメタバースは重要であると考える。ピュア型P2Pでのメタバース上の座標同期の問題点として、そのままの接続では通信量が大きくなる。そこで動的な接続先の選択を行う必要がある。本研究では、ワールドを分割することによる座標情報の交換アルゴリズムの実装とその検証、また、オブジェクトの距離による同期頻度による評価を行う。そして、大規模な同時接続を実現する上での課題について述べる。

著者関連情報
© 2023 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top