電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2024年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第77回連合大会)講演論文集
セッションID: 09-1P-05
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統語意味論の実装とゼブラパズル解法への応用
*原田 祐介溝口 佳寛上山 あゆみ
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抄録

統語意味論は, 統語的な合成と同時に意味合成が行われる生成文法のモデルであり, 文法性と意味を体系的に記述できる実装可能なシステムとなっている. 本発表では, この統語意味論を実装し, ゼブラパズルの解を求める. 本実装では, 属性文法を用いた句構造規則で構文解析し, 出力された構文木からボトムアップ式に意味合成を行う手法を取る. ゼブラパズル解法では, 統語意味論により生成された論理式を混合整数計画問題の制約式へ変換し, 解を求める. 統語意味論を用いたアプローチは自然言語の多様な意味構造を定式化し, 論理的推論を行うことができるため, 自然言語処理や人工知能分野での活用と発展が期待される.

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© 2024 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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