電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2024年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第77回連合大会)講演論文集
セッションID: 03-2A-06
会議情報

火山灰の粒度分布が太陽電池モジュール上の火山灰固着特性に及ぼす影響
*芳澤 佑亮前田 晃佑川畑 秋馬吉村 幸雄増田 淳
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

本研究では火山灰と降雨が結びつくことにより生じる太陽電池モジュール上への火山灰の固着に焦点を当て、火山灰がモジュール上に固着する条件及び固着した際の出力低下特性を明らかにし、発電量最大化のための指針を得ることを目的としている。これまで火山灰と精製水の配合比を変化させた懸濁液を用いて、懸濁液の濃度によるモジュール上の火山灰の固着状況や固着による出力低下特性を調べてきた。本発表では粒度分布の異なる火山灰を用いて、モジュール上の火山灰の固着特性について詳細に調べたので、その結果を報告する。また、固着した火山灰の組成をXRD及びEPMAにより調べ、固着生成のメカニズムについても検討したので、その結果も報告する。

著者関連情報
© 2024 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top