電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2024年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第77回連合大会)講演論文集
セッションID: 07-2A-06
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手指リハ時運動データ解析機能の拡張とAWSクラウド共有機能の実装
*塩野 晃大松田 鶴夫
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抄録

 高次脳機能障害を原因とする末梢神経麻痺患者の手指リハビリ支援装置Naremは、患者の運動意思をトリガとして運動補助と脳への錯覚を同時に実現するフィードバックシステムである。 リハビリの際、手指の屈曲角データを獲得する。データを経時的なグラフで表示し、その特徴をフーリエ解析や屈曲回数・速度等で分析するプログラムであるEDAの機能開発を行っている。 データ内任意の範囲のデータをクラウドストレージへ保存し、リハビリ経過や症例を病院、患者、患者の家族、他病院に共有を行うシステムを作成することを目的としている。 今回の研究開発では、前述する解析用基本機能とAWS接続に関する機能を実現した。

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© 2024 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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