大日本窯業協會雑誌
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磁器素地の硝子に就て
近藤 清治茂木 今朝吉
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1933 年 41 巻 488 号 p. 453-468

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抄録

1 カオリン-長石-珪石系及カオリン-長石-アルミナ系に屬する配合物50種をSK16迄加熱して其耐火度を比較し, 供試三角錐を用ひて微構造及硝子の屈折率を求め, 且耐壓力を測定した。
2 磁器の組成と其中の硝子の屈折率との間の關係を圖示した。概して珪石は屈折率を減じ, アルミナ及カオリンは之を増すことを認めた。
終りに臨み著者は懇切なる指導を賜りたる末野悌六氏並に熱心に援助せられたる越前谷民雄, 宮川愛太郎, 棚橋壽一氏等に對して厚く感謝する次第である。

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© The Ceramic Society of Japan
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