大日本窯業協會雑誌
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耐酸煉瓦に關する研究 (第3報)
パルプ蒸解罐内張煉瓦の腐蝕過程に就て (2)
山内 俊吉加藤 左織
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1941 年 49 巻 586 号 p. 585-591

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抄録
前報に於ては亞硫酸パルプ法による蒸解に際し, 蒸解罐體に内張された木釜煉瓦が蒸解藥液により腐蝕され, 又は温度及び壓力の變化に際し, 龜裂又は崩壞する原因並に其損傷過程を知るために, 先づ實際パルプ蒸解罐の種々の個所に種々の期間中内張使用された約20種の腐蝕煉瓦及び其未使用の新煉瓦とに就て, 蒸煮藥液の滲透により煉瓦素地中に留滯した遊離硫酸量を測定し, 其により次に測定した吸水率の補正を行つた. 其結果木釜煉瓦は内張使用により著しく吸水率を低下し緻密化するものであつて, 使用期間が長ければ長い程又原煉瓦が多孔質であればある程其傾向が大となる事を知つた. 本報に於ては引續き供試煉瓦の化學分析を行ひ蒸煮による煉瓦の化學成分の變化を調べ, 蒸解藥液による木釜煉瓦の腐蝕及び其他の影響を考察した.
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© The Ceramic Society of Japan
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