近畿大学生物理工学部生物工学科
近畿大学理工学部化学科
2002 年 8 巻 1 号 p. 1-6
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筆者らは水溶液中における分子識別の操作を解明するため、シクロデキストリン(CD)によるアルコールの包接現象を微少熱量データを用いて測定してきた.今回はゲスト分子であるアルコール分子の様々な分子表面積を評価し、包接に伴う分子間相互作用と分子識別の相関について検討した.CDの空洞内壁はゲスト分子である一価アルコールの疎水性部分の表面積を明確に認識していることが確認された.
JCPE Journal
Journal of Computer Chemistry, Japan
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