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ジオシンセティックス論文集
Vol. 28 (2013) p. 345-352

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http://doi.org/10.5030/jcigsjournal.28.345

論文

北海道のような寒冷地に構築されたコンクリート擁壁,テールアルメ工法や多数アンカー工法といったコン クリート製の壁面材を用いた補強土壁,更には鋼製壁面材とジオテキスタイルを用いた補強土壁についても, 壁面側から寒気が入り込むことによって背面の土が凍上し,凍上力によって壁面材が損傷したり,壁面材と補 強材が切断されるといった被害事例が報告されている.そこで,より追従性の高い壁面材としてジオセルを活 用し,これとジオグリッドを組み合わせた新開発の補強土壁を北見工業大学敷地内に試験的に構築した.本文 では,施工や計測に関する詳細を報告するとともに,凍結から融解に至るまでの変位や地中温度等の各種計測 結果から本補強土壁の耐凍上性を検証し,現時点では崩壊に直結するような変状は見られないことを確認した.

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