土木研究所
土木研究センター
防衛大学校
2014 年 29 巻 p. 155-160
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補強土壁はこれまで壁面変位など一律の管理値により健全・不健全の判断1) 2)が行われることが多かった.ただし,多くの補強土壁は,経年的にある程度変形しつつ安定していると考えられる.著者らは,一律の管理値による維持管理手法ではなく,機能低下要因の有無を判断する維持管理手法を提案している.本論文では,壁高6mのジオグリッド補強土壁の模型で盛土に空洞を発生させ,提案する維持管理手法を適用して各種計測を行った結果を報告する.
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