ジオテキスタイルシンポジウム発表論文集
Print ISSN : 0913-7882
帯状ドレーンを利用した液状化対策工
藤原 敏光渡 義治中川 正雄西本 潔
著者情報
ジャーナル フリー

1989 年 4 巻 p. 68-74

詳細
抄録

地震時における砂地盤の液状化による被害は各地で報告されている。その対策工法として新しくジオテキスタイルを用いた帯状ドレーンを地中に挿入して過剰水圧を排水する工法を開発した。
このドレーン材はロール状で運搬し,マンドレルによって圧入することにより地盤内に容易にかつ確実に設置できる。ドレーン間隔を定める設計のため大型振動台を用いた実験を行い,その後現場振動実験により効果の確認をした。この結果液状化防止工法としての有効性が証明された。

著者関連情報
© 国際ジオシンセティックス学会日本支部
前の記事 次の記事
feedback
Top