国際ジオシンセティックス学会日本支部 東京工業大学大学院理工学研究科土木工学専攻
国際ジオシンセティックス学会日本支部 埼玉大学地圏科学研究センター
2005 年 20 巻 p. 53-60
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平成16年10月23日に発生した新潟県中越地震では,水位の上昇した補強土構造物の被害が報告されている.そこで本研究では遠心模型実験装置を用いて,補強土構造物の耐震性に関する水位の影響を調べた.その結果,水没することにより補強材との引抜き抵抗が減少し,非常に大きな滑動量を生じることが分かった.また,飽和させることにより補強領域の剛性も低下するが,繰返し載荷による顕著な剛性の低下は見られず,土壁のせん断変形はあるレベル以上進行しないことが確認できた.
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