ジオシンセティックス論文集
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袋詰脱水処理工法における袋体の開発
スパンボンド設置による脱水促進に関する実験および耐圧実験
岡村 昭彦東 克彦倉田 正博佐伯 博之西形 達明
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2005 年 20 巻 p. 67-72

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抄録

袋詰脱水処理工法は、ジオシンセティックスの袋に高含水比の粘性土、浚渫土等を充填して脱水処理した後、袋材の張力を利用して袋体を盛土、埋戻し材等として有効利用する技術である。袋体に要求される機能は施工時に破損しないこと、脱水処理期間中に高濃度の濁水を出さないこと、早期に脱水処理して第3種建設発生士並みに改質することである。当工法の脱水機構は自重圧密排水により行なわれる。袋体に包むことにより排水距離が短くなるが、さらに袋体内部に排水材を設置することにより脱水時間の短縮が可能となる。本実験では排水機能を高めた袋体を作成し、透水性および初期濁水濃度の処理性能についての性能確認試験を実施した。また袋体の耐圧性の確認を行い、施工時における管理値を決定した。

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© 国際ジオシンセティックス学会日本支部
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