前頭部脳室穿刺術を確実に行うための安価な器具の考案

吉開 俊一; 橋口 公章; 秦 暢宏

doi:10.7887/jcns.12.196

吉開俊一, 橋口公章, 秦暢宏

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キーワード: ventricular tap, new device

ジャーナルフリー

2003 年 12 巻 3 号 p. 196-198

DOI https://doi.org/10.7887/jcns.12.196

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抄録

われわれは,Kocher's pointを含めた前頭部からの穿頭後,脳室穿刺をより確実に成功させるための器具を考案した.この器具はソケットレンチの先端ソケットと2個のナットリベットを組み立てた単純なものであり,またこれらの部品は一般的な日用工具部品で,安価で入手が容易である.この器具により脳室穿刺針を頭蓋骨表に対して垂直に挿入することが容易となり,穿刺針を確実にモンロー孔へ向かわせることが可能である.

責任著者(Corresponding author)

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