脳神経外科ジャーナル
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特集 グリオーマ 新しい時代の到来
腫瘍細胞選択的粒子線治療「ホウ素中性子捕捉療法」と抗血管新生薬による症候性脳放射線壊死の治療
宮武 伸一
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ジャーナル オープンアクセス

2013 年 22 巻 8 号 p. 605-612

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抄録
 悪性腫瘍に対する新規放射線 (粒子線) 治療法として, ホウ素中性子捕捉療法 (boron neutron capture therapy : BNCT) が提唱されている. われわれは2002年より本治療法をのべ133例に及ぶ悪性神経膠腫と悪性髄膜腫に適応してきた. また最近, 症候性脳放射線壊死に対する抗血管新生療法を積極的に展開している. 本論文では, 第32回日本脳神経外科コングレス総会「グリオーマ 新しい時代の到来」において発表した上記内容に若干の加筆を行い, ここに発表した.
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© 2013 日本脳神経外科コングレス

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