東海大学脳神経外科
2017 年 26 巻 7 号 p. 505-514
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開頭手術と同様に血管内治療脳神経外科領域において正確な血管解剖の知識が安全な治療に必要である. 特に治療そのものが正常血管に影響を与える可能性が高い硬膜動静脈瘻や頭蓋底腫瘍の塞栓術の場合, 脳血管撮影では確認しにくい血管吻合や脳神経を栄養する血管があり, 正確な解剖の知識が要求される. ここでは特に血管吻合が豊富である眼窩領域, 海綿静脈洞領域, 頭蓋頚椎移行部領域について脳神経外科医が最低限身につけておくべき血管解剖を解説する.
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