徳島県鳴門病院リハビリテーション技術科
徳島県鳴門病院整形外科脊髄脊椎センター
徳島文理大学保健福祉学部理学療法学科
2023 年 48 巻 1 号 p. 97-98
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ロコモティブシンドロームと転倒との関係が注目されており,視覚情報が,姿勢制御を行うための情報収集手段として重要とされている.そこで,視覚に関連する室内照度の違いが,姿勢安定度評価指標(以下IPS)に及ぼす影響を検討した.0 luxと30 luxおよび100 lux(一般推奨照度)との間に,有意差が認められた.視覚からの情報量の低下により,バランス能力が低下したことが考えられ,暗所の環境整備への配慮が重要である可能性が示唆された.
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